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クレジットカードの仕組みを知ろう|カードの基礎知識

2016/02/21 基礎知識
この記事は約 10 分で読めます。

クレジットカードとはどのような仕組みで買い物ができたり、料金を支払ったりすることができるのでしょうか?なぜ、カードを差し出すと決済ができるのでしょうか?カードを持つ前に筆者が感じた素朴な疑問です。

 

また、現金払いと比べてメリットとデメリットはどのようになっているのでしょうか?今回は「初めてクレジットカードを持つ人」や「カードを使っているけど仕組みを理解していない人」にぜひ読んでほしいクレジットカードの仕組みについて徹底解説いたします。クレジットカードは魔法のカードではありません。仕組をきちんと理解しておかないと、社会人として恥ずかしいだけではなく、大きな損害を被るなど事故ってしまう可能性も高いので、この機会にきちんと学んでおきましょう。

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初心者でも知っておくべき「クレジットカードの仕組み」

1.クレジットカードの仕組み

それではなぜクレジットカードはカード1枚で様々な支払いができてしまうのでしょうか?どのような会社が関係しているのでしょうか?解説していきます。

 

1-1.利用できるのは「限度額」の範囲内

クレジットカードは持っていても無限にお買い物ができるわけではありません。クレジットカードにはカードごとの決められた「限度額」があり、例えば、未成年や学生が持つカードは使いすぎないように限度額が10万円などと少額です。

反対に、ある程度の収入がある人しか持つことのできないゴールドカードの限度額は200万円などと言ったように、クレジットカードには限度額と言って、カードごとにいくらまで使用できるという限度額が設定されています。

 

1-2.なぜ、現金を持っていないのに利用限度額の範囲内でお金が使えるの?

ではなぜ現金を持っているわけではないのに、限度額の範囲内とはいえ様々な支払いが可能になるのでしょうか?

クレジットカードが行っていることは単純に言えば支払い代金の立て替えです。

限度額200万円のカードを発行する場合は、「この人には200万円立て替えても大丈夫か?後できちんと支払ってくれるか?」という観点で審査を行い、審査の結果、「立て替えても問題ない、信用できる人だ」と判断できた人だけにクレジットカードを発行しているのです(図の①の部分)。②で消費者が、商品の販売店で何か購入した後、③で代金をクレジット会社が立て替えてくれるのです。

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金融庁HPより引用 http://www.fsa.go.jp/

1-3.審査の時は「信用情報」が見られている(①の部分)

前述したようにクレジットカード発行には審査があります(①の部分)。

審査は信用情報の照会を取り、「過去の返済実績に問題がないか。長期延滞、自己破産などの事故がないか」などの照会を取り、問題ないと判断できればカードは発行できます。限度額の大きいクレジットカードは安定して一定以上の年収がある人にしか発行していないため、職業や年収なども審査の際には大切になってきます。

このように、その人がきちんと返済できる人かどうか?という情報のことを信用情報と言います。今後、カードの発行やローンの審査の時によく耳にすると思います。「信用があるかどうか」というのは、性格的に嘘をつかないか?ということだけでなく、カード会社が立て替えたお金を返してくれるのか?支払い能力があるのか?という意味も含まれています。約束した日に返済が遅れたり、返済ができなくなってしまった場合、信用情報に瑕が付く(瑕=きずと読む、当サイトでは分かりやすいように傷と書きます)という表現をします。

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1-4.カード使用の数日後には販売店の銀行口座へ代金が支払われる(③の部分)

前述したようにクレジットカードの本質的な機能は、「買い物代金の立て替え」です。そのため、消費者がクレジットカードを使用して買い物を行うと、買い物代金は数日後にカード会社から販売店へ振り込まれます。この時にカード会社は買い物代金の全額を支払うのではなく「手数料」を差し引いた分を支払います。

例えば、消費者が1万円の買い物をした場合、手数料が5%だとすると500円分差し引かれて9500円が販売店に振り込まれるわけです。これが、カード会社の収入となります。

このように、5%前後が手数料の相場ですが、この手数料は販売店負担で利用者の負担はありません。

1-5.カードを使用すると利用者への請求は後日まとめて行われる(④の部分)

クレジットカードを利用すると買い物代金はカード会社が立て替えますが、立て替えた買い物代金は後日まとめて請求が来ます。この場合、銀行の預金を通して行うことが一般的です(④の部分)。どれくらいカードを使用したか、いくら請求されるのか、はネットや明細で確認することができます。

引き落とし日は毎月決まっており、残高不足で引き落としが為されないと、「支払い期日に遅れた」ということで信用情報に記録が残ってしまいます。1日遅れたからと言ってすぐにカードが利用停止になるわけではないですが、数日であっても遅れることが何度も繰り返されたり、数か月返せないままでいると利用停止になってしまいます。逆に期日通りに支払うことで、信用がった旨が記録されたりします。

以上、②~④の一連の流れのように、買い物代金を数日間立て替えてくれる機能がクレジットカードの主な機能です。

 

 1-6.カードローンとの違いは買い物代金か現金かの違い

カードローンは現金を借りますが、クレジットカードは買い物代金を貸すものです。クレジットカードの買い物代金は1回払いが原則ですので金利は発生しません。しかし、リボ払いなど返済を長期化にすると15~18%程度の金利が発生します。

なお、クレジットカードはあくまでもお買い物代金を決済するものであるため、現金を貸し付けるカードローン審査よりは甘いと言われています。そのため、クレジットカードにキャッシング枠を設ける時の審査はカードローン並みに厳しくなります。

 

2.クレジットカードのメリット

クレジットカードには現金決済にはないメリットがあります。メリットをしっかり意識すればクレジットカードの魅力をより理解することができるでしょう。

2-1.利用者側のメリット

カードを使う側にとって、非常に多くのメリットがあります。アメリカなどではほとんどの支払いがカードで行われたり、カード自体を持っていることが身分証明になったりと、いわゆるカード社会の文化を持つ国もあるほどです。

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2-1-1.現金が無くても支払いが可能

手元に現金がなくても、クレジットカード1枚で様々な支払いが可能になります。現金は盗まれたら取り戻すのは困難ですが、カードは盗まれて不正に使用されたとしても多くの場合に保証があります。また、世界各国で利用することができるので、世界共通の通貨のような役目もあります。多額の現金を持ち歩いたり、家に置いておく必要がないので不安から開放されます。

 

2-1-2.支払い方法が選択できる

現金払いとの1番大きな違いが支払い方法の選択ができるという点です。クレジットカードの場合、販売店へのお買い物代金はカード会社が立て替えてくれるため、何回払いを選択したとしても、販売店には一切影響がありません。

1回払いはもちろん、2回払いやボーナス一括払い、毎月定額払いのリボルビング払いなども選択することができます。現金ではその都度ローンを組まない限りはすべて一括払いですので、この点はクレジットカードの大きなメリットです。

 

2-1-3.ポイントが貯まるなど現金決済よりも得が多い

クレジットカードを利用して決済すると、利用額に応じてポイントが貯まり、ポイントで買い物や景品と交換できるなどの現金取引にはないメリットがあります。今までは0.5%のポイント付与というのが一般的でしたが、最近では1%付与というポイントサービスが一般的になっています。高いカードは1.5%、2.0%などと高い還元率を誇っていますので、クレジットカードに慣れてきたらそちらに切り替えても良いでしょう。以下の記事も参考になるでしょう。

参考: 2016年ポイント還元率が高いおすすめクレジットカード比較ランキング5選

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2-2.販売店などのメリット

販売店側からしてみると、分割払いやボーナス払いを簡単に行うことができるため、手元現金がない人や、一括で支払うことが困難な商品も販売することが可能になります。例えば、家電や高級ブランド品など本来であれば購入することができない層にも商品を販売することができ顧客の幅を一気に広げることが可能になります。

 

3.クレジットカードのデメリット

メリットの方が格段に大きいクレジットカードではありますが、カードは絶対に持たないし使わない!という現金主義の人も少なからずいらっしゃいます。どんなにメリットが大きいと言われていても、その人にとってのデメリットが強すぎる場合にクレジットカードアレルギーになるようです。また、クレジットカードの仕組みや特性を把握せずに使ってしまい、強烈な失敗経験を持つ人の中にも、今後はカードは一切使わない!と決めている人も多いみたいです。

3-1.利用者のデメリット

では、まず初めにユーザー側のデメリットを見ていきましょう。

3-1-1.使いすぎ

クレジットカードの大きなデメリットは何と言っても「使い過ぎてしまう」という点です。

限度額は審査によって決まっているとはいえ、いくら審査でOKとなったと言っても毎回限度額まで使用していたら生活が成り立ちません。現金があってもなくても、カード利用代金請求日にお金を用意する見込みが立っても立たなくても、限度額までは買い物ができてしま所がクレジットカードの最も怖いところです。

数日後にその請求が来るということを理解せず、また、いくら請求が来るだろう、と把握していない人にとっては、いきなり大金が銀行口座から引き落とされるわけですから現金が一気になくなって慌てふためくわけです。クレジットカードの仕組みを知り、単に立て替えてもらってるだけで後で支払わないといけないという事を認識していれば問題は起こらないと思うのですが・・・。

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3-1-2.年会費

使用するしないにかかわらず年会費が発生する場合があります。特に、特典が大きかったり、ゴールドカード以上のステータスカードは毎年数万円単位の年会費が発生します。

最近では、一般カードであれば年会費が永年無料であったり、1年に1回でも使えば翌年度の年会費が無料になるなど年会費無料の条件が設定されているなど、そういう場合も多くなっています。

1年で沢山買い物をする人にとっては、ポイントだけで数万円貯まる場合もあるので年会費がかかるカードでも良いのですが、使う予定があまり無い方は年会費無料のカードを選ぶと良いでしょう。

 

3-1-3.偽造、盗難

クレジットカードを偽造されたり盗難されたりした場合には、明細が請求日前にしか届かないため、使われていることに気づかず支払いをしてしまう場合もあります。暗証番号がなくてもサインで使用できてしまうことも多いため、クレジットカードの盗難には注意が必要です。

ただ、紛失したり盗難された場合は、もし第3者に悪用されてしまった時の保証がありますので、カード会社がその負担を支払ってくれるケースが多いです。ただ、手元から失くなってしまった場合はすぐにカード会社に電話してカードが利用できなくなるようにした方が良いでしょう。

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より細かく、クレジットカードを利用する際のメリット・デメリットを把握しておきたい場合はこちらの記事にまとめているのでご参考ください

参考:クレジットカードのメリット・デメリット

 

3-2.販売店などのデメリット

販売店のデメリットは販売代金から数%の手数料をとられてしまうことと、即現金化しない所です。資金的な余裕がある大きな会社では後日の振込でも全く問題はありませんが、資金的な余裕がない小さな会社の場合、入金が販売日の数日後となるのはデメリットの1つです。

 

以上、クレジットカードの仕組みについてでした!この仕組みさえ理解すれば、利用者としてももちろんですが、販売店の方にとってもクレジットとどう付き合っていけばよいか理解できたかと思います!

 

どのクレジットカードを選ぼうか迷っている方は、以下の記事もご参考ください♪

参考: 2016年ポイント還元率が高いおすすめクレジットカード比較ランキング5選(2015年12月11日)

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ライター紹介

クレ男@編集長

クレ男@編集長

クレジットカードを始め、共通ポイントカードなど、お得なカード活用法について詳しい、32歳独身。「カードのお得な使い方について教えてあげるよ」という口説き文句で女性を2人きりのデートに誘うことが得意。不得意なことは、その後に仲を深めていくこと。家庭教師のアルバイト経験から、何かを分かりやすく解説することは得意。将来の夢は無料で教える学習塾を開くこと。

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