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知らないと損する銀行とノンバンクの違い|融資・審査・金利がこんなに違います!

2016/07/20 基礎知識
この記事は約 8 分で読めます。
ノンバンク

お金を借りるときには、銀行とノンバンクの2つの選択肢があります。両社とも金融機関で、個人向けのカードローンや住宅ローンなど、さまざまな用途に合わせて融資を行っています。銀行とノンバンクの最も大きな違いは、預金業務を行っているかどうかです。

ノンバンクはお客さんからお金を預かることは無く、貸し付ける業務のみを行っている金融機関という事になります。では実際に融資を受ける人にとって、銀行とノンバンクではどのような差があるのでしょうか。ここでは両者の細かい違いから、目的別に銀行とノンバンクの選択の仕方まで詳しく解説しているので、ぜひご参考ください。

ノンバンクとは

ノンバンクは貸金業者とも呼ばれます。貸金業者は貸金業法という法律に基づいて事業を行っています。主なノンバンク(貸金業者)は以下の通りです。

【消費者金融】
アコムやプロミスなど、無担保で個人向けの融資を行っている金融機関。

【事業者金融】
ORIX CLUB CARDやビジネクストなど事業資金の貸し付け。
(※正確には各社がおこなっている事業者ローンです。)

【クレジットカード会社】
三菱UFJニコス、三井住友カード、JCB、クレディセゾンなどのクレジットカード事業を行っている会社。

【リース会社】
三菱UFJリース株式会社、東銀リース株式会社、昭和リース株式会社などリース業務を行う会社。

以上のような金融機関がノンバンク(貸金業者)です。最近出てきたmaneo(マネオ)などのソーシャルレンディング(クラウドファンディング)サービスやap bankなどのNPOバンクもノンバンクに含まれます。

銀行とノンバンクの違い

銀行とノンバンクは、お金を融資する事業を行っている点で共通しています。両者を利用するときの決定的な違いとメリット・デメリットについてご紹介します。

①適用される法律の違い

銀行は銀行法、ノンバンクは貸金業法という事なる法律の下で事業を行っています。貸金業法には、銀行法にはない規則があります。それによって銀行とノンバンクは大きな違いがでてきます。

②総量規制

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銀行法と貸金業法の中で決定的に違うのは、総量規制という規則です。総量規制は年収の3分の1以上の貸し付けを禁止する法律です。これは個人向けの融資の際に適用されるもので、住宅ローンや事業資金のローン、自動車ローンには適用されません。最も大きな影響が出ているのは、個人向けのカードローンです。

例えば、年収300万円の人がカードローンを利用する際、ノンバンクのアコムやプロミスでは100万円以上の借り入れはできません。ですが銀行系カードローンである新生銀行レイクや三菱東京UFJ銀行カードローンならそれ以上の借り入れも可能になります。

③金利

銀行とノンバンクでは適用される法律は銀行法と貸金業法という違いがあります。ですが両者ともに法定金利は共通しています。

【法定金利】

借入額10万円以下10万~100万円100万円以上
法定金利~20%~18%~15%

法定金利は法律で定められる金利の上限なので、各金融機関によって実際に適用される金利は変わってきます。基本的にノンバンクは法定金利をそのまま使うか、限りなくそれに近い金利で貸し付けを行っています。銀行はノンバンクに比べて金利が低い傾向にあります。

目的が違っても銀行は金利が低いというのは共通しています。どのようなローンでも、金利を考えると銀行が第一の選択肢になります。

④審査

銀行やノンバンクを利用する目的はさまざまですが、すべてに共通して言えるのは、銀行の方が審査が厳しいという事です。一般には金利が低い分、審査が厳しいというイメージがありますが、それ以上に大きな理由があります。それは保証会社の有無です。

銀行は貸し付けた分のお金を返済してもらえなかった場合に備えて、保証会社をつけています。このシステムを代位弁済と呼びます。保証会社は銀行から一定額の保証料を受け取る代わりに、返済が滞った場合は返済を建て替えるようになっています。保証会社としては、融資もしていないお金に対して、保証をすることになるので確実に返済してもらえる人にしかお金を貸したくないのが本音です。

なので、銀行とは別に保証会社自体が審査を行います。銀行で借り入れをする場合、銀行の審査と保証会社の審査の両方に通らなければ融資はおりません。

一方の消費者金融は自社の審査だけで貸し付けを行っています。というのも、銀行の保証会社はアコムやプロミスなどの消費者金融を運絵しているアコム株式会社やSMBCコンシューマーファイナンス等が担当しているからです。

1社のみでの審査であるノンバンクよりも、自社と保証会社の2社の審査を行っている銀行の方が審査が厳しいとされています。特に保証会社からすると、他社の融資の保証をしないといけないので、どうしても慎重な審査になってしまいます。

2社で審査をするシステムは、審査の時間にも影響が出てきます。カードローンでは銀行よりも、ノンバンクである消費者金融の方が即日融資に対応しているところが多く、審査が早い傾向があります。これも1社のみで審査が出来るノンバンクと、2社分の審査をしないといけない銀行の大きな違いです。

目的から見るノンバンクと銀行

銀行とノンバンクの違いを解説してきました。ここからはその違いが、融資の目的によってどのような影響を及ぼすかを解説していきます。

①個人向けカードローン

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カードローンは、個人向けの貸し付けの中で最も利用者が多いものの一つです。ちょっとした買い物から、生活費までさまざまなものに利用できるので、様々な方のニーズにこたえることが出来ます。こちらも通例通り、銀行系カードローンの方が金利が低い傾向にあります。ノンバンクである消費者金融は最高金利が18%と法定金利ギリギリのところがほとんどであるのに対し、銀行系カードローンは15%以下の所がいくつもあります。

まずは審査が厳しいが、金利が低い銀行系カードローンが第一の選択肢になります。審査に通らなかった、もしくは年収や雇用体系などで自信がない場合は消費者金融のカードローンが第二の選択肢になります。ノンバンクの消費者金融は総量規制が適用されるので、年収の3分の1以上の借り入れが出来ないことにも注意しなければなりません。

特に本人の収入がゼロである専業主婦の方は、大手ノンバンクのカードローンは審査を受けることが出来ません。厳密に言えば、専業主婦の方は配偶者の同意があれば、配偶者と2人分の年収で総量規制を計算する「配偶者貸付」という制度があります。ですが最近は大手ノンバンクが自社のルールとして、審査を行わないようになっています。みずほ銀行や、三菱東京UFJ銀行などの銀行系カードローンは、専業主婦で本人の収入が無くても配偶者に安定収入があれば融資を行っています。

ノンバンクである消費者金融は、銀行よりも通りやすい審査と、即日融資の様なスピード対応の点で、銀行よりも優れています。

まとめると以下の通りになります。

【銀行系カードローン】
・金利を押さえたい
・専業主婦で本人の収入がない
・年収の3分の1以上の借り入れをしたい

【ノンバンク(消費者金融)のカードローン】
・銀行で審査が通らなかった人も利用できる
・スピード審査、即日融資で急いでいる方向け

②住宅ローン

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住宅ローンは支払いの期間が長く、金利の差が特に大きく出るローンです。間違いなく、金利が低い銀行の方が住宅ローンには優れています。住宅ローンに関しては、銀行とノンバンクでは最大で2倍の金利差になることもあります。基本的には、銀行での借り入れで足りなかった分を、ノンバンクでの借り入れで補うという使い方になります。しかし銀行での住宅ローンが降りなかった場合には、ノンバンクを検討しなければなりません。

理想は勤続年数と年収が増え、信用が高くなって銀行の住宅ローンに通るまで待つのが理想です。それでもノンバンクで住宅ローンを借り入れたいという場合には、フラット35などを利用して、金利を出来るだけ低く、かつ安定させるようにしなければ大損してしまうリスクがあります。

住宅ローンは総量規制の対象外なので、ノンバンクでも年収の3分の1以上の借り入れが可能です。

③不動産担保ローン

不動産担保ローンも総量規制の対象外なので、ノンバンクでも年収の3分の1以上の借り入れが可能です。こちらも住宅ローンと同じく、借入額が大きく返済が長期にわたることが多いので、金利の違いは非常に大きく出てしまいます。法定金利に近い最高金利を設定しているノンバンクの目安は3.4~18.0%、銀行の不動産担保ローンでは2.975~9.8%くらいが目安となっていてこちらも2倍近いさが出ます。

金利差に加えて、住宅ローンと同じ銀行ならより金利を下げるサービスがある点でも優れています。ですが銀行は融資までに時間がかかる、 不動産評価額が比較的低め、 審査がノンバンクより厳しいというマイナス面もあります。

④事業資金(ビジネスローン)

事業資金目的のビジネスローンは、最も銀行とノンバンクの違いが少ないローンです。ビジネスローンは早急に借り入れをしたい方も多いので、銀行でも通常のローンに比べて審査が早い傾向にあります。その分金利が高くなっているので、ノンバンクでの借り入れに近くなっています。

それでもノンバンクのビジネスローンの代表格であるビジネクストは、さらに上をゆく融資のスピードで、かつ金利も高くなっています。ノンバンクと銀行の違いというよりは、各社の特徴を一つ一つ見て、緊急性・必要な資金・金利から最適な融資先を見つけるのが良いでしょう。

まとめ:どの融資も理想は銀行。ノンバンクは本当に必要な時に使おう

ノンバンクと銀行の違いから、4種類のローンの目的ごとのメリット・デメリットを見てきました。どのローンであっても共通するのは、銀行の方が金利が低いという点です。いずれの融資であっても理想は銀行からの低い金利でのローンです。

ですが、銀行からの融資が降りなかった場合や、急ぎで利用したい場合など柔軟な対応が取れるという点でノンバンクは優れています。融通が利く代わりに、高い金利を支払う必要があるのがノンバンクです。時間に余裕があるなら銀行、緊急性があって、高い金利でもお金が必要な場合はノンバンクという分け方になります。

 

 

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ライター紹介

クレ男@編集長

クレ男@編集長

クレジットカードを始め、共通ポイントカードなど、お得なカード活用法について詳しい、32歳独身。「カードのお得な使い方について教えてあげるよ」という口説き文句で女性を2人きりのデートに誘うことが得意。不得意なことは、その後に仲を深めていくこと。家庭教師のアルバイト経験から、何かを分かりやすく解説することは得意。将来の夢は無料で教える学習塾を開くこと。

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